事例
リフォーム前の状態です。
タイル貼りの床、壁で冬は寒く滑るような状態だったそうです。
昔の丸いタイルは水はけが悪く、つるん!!と滑る場面が多々あり、危なかったとおしゃっていました。
単体浴槽は1m×80cm位の大きさで、浴槽のまたぎ高さが60cmくらいあり非常に毎日のお風呂が大変だったみたいです。
今回、介護保険を使い、単体浴槽+床のタイル+浴室内の手摺+浴室入口のドアのカバー工法+階段の手摺+階段のステップの滑りとめ(蓄光タイプ)が介護対応の項目となっております。
まず、家の中の養生をしっかりします。
単体浴槽を手で運んでいきます。
床のタイルも同時に斫って(ハツッテ)いきました。
斫る際に、入口の養生を2重・3重にしてほこりがいかないように心掛けました。
新しい浴槽を設置するために床のモルタルを塗り込んで高さ調整をしていきます。
これは新しい単体浴槽です。
TOTO製 ポリバス 大きさは1.4m×80cmです。
壁から壁までめいいっぱいの大きさの浴槽で足が十分に延ばせるFRPの浴槽です。
いよいよ設置です。
二人で息を合わせて設置をしていきます。
レベル、水平液を使い慎重に高さ・傾きなどを微調整していきます。
排水口も以前の場所ではダメだったため、使いやすい場所に移動をしました。
目皿も新しく交換しました。
設置が完了したら、次は床のタイル貼りです。
今回は浴室用のタイル・ニッタイのアダンという物を貼っていきます。
大きさは20cm角なので前の丸タイルに比べて大きくて滑りにくい床材にしました。
目地を最後に刷り込んでいくため、隙間を均等にあけていきます。
翌日タイルに上に歩けるようになったか確認後、目地を刷り込んでいきます。
目地の色は・白・グレー・黒の色があります。
今回はあまり汚れが目立たないグレー色にされました。
これで浴槽と、タイル貼りのリフォームは完成です。
明日は手摺+階段のステップなどを取り付けて完成となります。
全てのリフォームが完成したら、最終的に介護関係の審査があります。
それでOKが出たら引き渡しとなります。