事例
今の床の状態です。
1重貼りのフロアーの上には絨毯がひいてありました。
絨毯の上からでもぐわぐわしていたので、めくって下地を貼ってフロアーを貼る2重貼りの工法をお勧めしました。
このように表面が捲れてきてしまうと危ないですね。
1重貼りのフロアーをめくります。
垂木は４ｃｍの物が使ってあったため、会社の加工場で4.5ｃｍの垂木を4㎝に削ってきます。
その後垂木を補強箇所に取り付けていきます。
補強箇所は、ピアノの下・針葉樹のジョイント部などです。
針葉樹合板12mmを貼っていきます。
専用の釘打ち機で1枚1枚貼っていきます。
ちゃんと垂木の箇所に打たないと、後々床鳴りの原因になるので慎重に打ちます。
フローリング貼りです。
針葉樹の上に重ねて貼ることで、頑丈な床になります。
専用のボンドと釘で固定をしていきます。
フローリング完成です。
まわりの雰囲気に合った床材を選ばれたのでなじんでいますね。
仕上げは、もともと絨毯がひいてあったので、細かな寸法をしっかりとはかり、新しいサンゲツのサンシーマという絨毯を設置しました。
固定式ではないので、簡単に剥がしてフローリングの状態に戻せます。
冬は暖かいし、足の肌さわりも気持ちいいので絨毯も良いなーと思いました。